御詠歌講

紹 介

大和流という流派です。

今から千年以上も前に花山法皇が三十三観音霊場巡礼の旅に出られ、那智山青彼渡寺を一番札所(西国三十三観音)と定めて、

 「ふ陀絡や 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝つせ」

の一首を奉納され、これが御詠歌の最初と言われています。その後、三十三所にそれぞれの和歌を奉納していきました。

その後、各札所を巡る中、巡拝者が節をつけ、各自が覚えた節でバラバラに唱えていたものを、大正時代初期の頃に収集、編*して、仏教信仰の精神修養として格調ある宗教の音楽「御詠歌」に作り上げたのが、大和流の御詠歌と言われております。

講員募集 遠い昔から伝えられてきた御詠歌を通して、御先祖様のご供養をしたり、仏様のご加護をいただきます。興味のある方は、是非、お稽古の様子をのぞいてみませんか。いつでも気軽にお声をかけて下さい。
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